ゴルフ フェアウェイバンカーの打ち方の基本3つのポイント
TANI MASAKI GOLF ACADEMY21インストラクターの垣花です
フェアウェイバンカーを苦手としているアマチュアの方は多いかと思います。
芝生の上に比べてナイスショットを打つことが難しく、ほんの少しダフるだけでも大幅に飛距離が落ちてしまいます。
アマチュアの方にとってフェアウェイバンカーに入れるという事は、スコアを落とす大きな要因の一つになってしまいます。
しかし、フェアウェイバンカーからの正しい打ち方のコツを習得することが出来れば、あなたにも必ずフェアウェイバンカーからナイスショットが打てるようになります。
今回はそんなフェアウェイバンカーからの打ち方3つのポイントについてお話していきたいと思います。
目次
フェアウェイバンカーはトップめに打つのが正解
フェアウェイバンカーでの最も最悪なミスが「ダフリ」です。
少しでもダフると、フェース面とボールの間に砂が入り込んでしまい、大幅に飛距離が落ちてしまいます。
フェアウェイバンカーでは、ボールのセンターよりもやや下のトップめに打つことが成功のポイントになります。
フェアウェイバンカーではダフりにくい構えを作る事が大切
フェアウェイバンカーからトップめに打つ為には、まず「ダフリにくい構え」を作る必要があります。
その為には次の3つに注意してください。
・グリップを2フィンガー余らせて握る
・ボールを通常よりも右寄りにセットする
・体重配分は左60%、右40%の割合で構える
これらの3つのポイントに注意する事によって、ダフリにくい構えが出来ます。
アドレス時にボールを通常よりも右寄りに置くことで、インパクトではいつもよりハンドファーストの度合いが強くなる事でクラブのロフトが立って当たる為、その分弾道が低くなります。
フェアウェイバンカーからは通常よりもコンパクトにスイング
フェアウェイバンカーからのショットは、ボールだけをヒットしなければなりません。
そのため確実にボールにヒットできるよう、コンパクトにスイングする事が上手に打つコツになります。
大振りしてしまうと軸がブレてしまい、すくい打ちなどダフりのミスの原因に繋がってしまう可能性があります。
スリークォーターまでスイングを小さくする必要はありませんが、軸をしっかり保ってスイングする為に、ややコンパクトなスイングを心掛けてください。
フェアウェイバンカーでは手と体を同調させてスイングする
フェアウェイバンカーではフェアウェイなどと違い、クラブを地面につけて構えることが出来ません。
クラブを浮かせて構えると、手だけでクラブを上げてしまい、手打ち等の原因となりミスに繋がる恐れがあります。
常に両手の位置を体の正面にキープさせて、腕と体が同調するよう意識しながらスイングしましょう。
距離のあるフェアウェイバンカーからのクラブ選び
なんとなく近い距離はアイアンで打てば良い気もしますが、ではフェアウェイバンカーからアイアンで届かないような距離が残ってしまった場合はどうなのでしょうか?
バンカーのアゴが低いという事が条件にはなりますが、意外とフェアウェイバンカーからはフェアウェイウッドやユーティリティーなどの長いクラブで打つことも可能です。
むしろ、比較的平らなライであればフェアウェイウッドやユーティリティーの方がソールが広く滑ってくれる為、優しく打てることもあるのです。
フェアウェイバンカーではアゴを確実にクリアできるクラブを選ぶ
最後にフェアウェイバンカーから打つときに注意するべきポイントとして、確実にバンカーのアゴの高さをクリアできるクラブを選択するようにしましょう。
ボールがどの角度であればアゴの高さを越えられるのかを確認し、何番なら確実にクリアできるのかを見極めることが大切です。
また、フェアウェイバンカーからのショットは基本的に球の高さが通常よりも低くなることも計算に入れる事を忘れないようにしてください。
アゴが高かったりボールがアゴの近くに止まった時などは無理をせず、レイアップする結勇気を持ちましょう。
まとめ
いかがでしたか?
フェアウェイバンカーは、グリーン周りのガードバンカー以上に苦手意識を持つ方も多いかもしれません。
しかし、打ち方のコツを掴んでしまえばフェアウェイバンカーからでもグリーンを狙うことが出来るようになります。
あなたもフェアウェイバンカーを恐れず、ナイスショットを狙ってみてください!