冬の薄い芝からでも簡単に打てる㊙アプローチテクニック
冬になってくると芝が薄くなっていき
カツーン
グサッ
とアプローチが怖くなってくる。 心当たりありませんか?
次第にメンタル面が悪くなり、余計アプローチが悪くなる。
今回ご紹介するのは、そんな悪循環を救う冬の薄い芝から簡単に打てる㊙アプローチテクニックです。
目次
なんで冬になるとアプローチが難しくなるのか?
地面から打つアイアンショットと、ティーアップしているアイアンショットはどちらが簡単でしょうか?
やはり、ティーアップしている方ですね。
なんでか?
地面とボールの間に空間が出来るため、ダフリが出ても芝で滑って振り抜けミスがカバーされます。
しかし、薄い芝からのアプローチはすぐミスに繋がってしまうのです。
冬の薄い芝に使える㊙アプローチテクニック
ドライバーはティーアップしているので、ダフリはほとんどありませんよね。
地面から打つショットで、一番ダフリやトップなどのミスがないクラブのショットはなんでしょうか?
それは、パターです。
パターで、ダフリなどのミスをすることは滅多にありませんし、見たことはほとんどありませんよね。
発想はパターです。
グリーン外でも、パターで打てる場所はパターでも良いと思います。
しかし、パターでは打てない場所のアプローチショットが今回のポイントです。
8番アイアンをパターの打ち方で打つ。
状況をイメージしてください。
グリーン点前の花道。グリーンエッジまでほぼフラットで5ヤード
グリーンエッジからピンまで15ヤード
トータル 20ヤード
パターでは打てない。
通常だったら、ピッチエンドランもしくはランニングアプローチで打ちます。
でも冬のグリーン点前は意外と芝が薄いこと多いんですよね。
今までの経験上では、うわぁ ダフリそう。 と考えてしまう。
綺麗にボールにコンタクトしようと思って、ザックリをする。
そんな場合に、冬の薄い芝から打つ優しい方法として8番アイアンをパターと同じ方式で打つ。
8番アイアンでパター方式で打つアプローチの構え
構え方は至ってシンプル。
8番アイアンでいつものパターの構え方をするだけ。
少し吊るしたようなアドレスになります。
そして、ここにポイント。
通常のショットは、クラブのソールをペタッとつけます。
しかし、8番アイアンのパター方式でのアプローチはクラブのソールを地面に全面つけないのです。
クラブフェースの先端(トゥの部分)だけ地面に当てます。
極力、芝にひっかかる部分を減らすのがポイントです。
地面との接触面積を出来るだけ減らして芝とのつっかりを減らします。
8番アイアンでパター方式でのアプローチの打ち方
打ち方も特に、変わったことはしません。
パターと同じように簡単に打つ! です。
パターと同じように打っても、パターよりロフトがついているため、ボールが上がります。
パターは地面に対して、ほぼ平行に振るようなクラブの為、
仮に、ボールの点前に最下点が来ても上手く地面を滑ってくれるので冬の薄芝でも
ダフらずに通常と同じように飛んでくれます。
しかし、ダフリそうだなと思って鋭角にハンドファーストにボールを当てようとし、
ボールより先にクラブが地面に当たるとザックリのミスにつながります。
ミスがミスにならなくなってくると非常に楽ですよね。
冬の薄い芝から8番アイアンでパター方式でアプローチを動画で説明
8番アイアンでパター方式で打つ際の注意点
冬の薄い芝から8番アイアンでパター方式でアプローチする際の注意点は、2点です。
・アイアンのクラブの先端(トゥ)で打つため、通常の芯でヒットするアプローチとは違い当たり負けする為、距離が若干飛びません。
練習で試して距離感を養ってください。
・使用する場所です。
あまり距離が飛ばないことをお伝えしましたが、せいぜい30ヤードくらいまでです。
また、ランニングアプローチの延長の為、転がせるロケーションでの使用に限ります。
まとめ
ゴルフを多くやっている方ほど、失敗も多いので
ミスがしやすい冬の薄い芝は、ミスしそうといきなり失敗の脳裏が浮かんできます。
そうなると、まともには打てません。
また、ゴルフを始めたばかりの方は、
一番ミスしないで当てられるパターの延長ということもあって非常に簡単なアプローチ方法です。
使える場所は限られますが、困った際に活躍できるアプローチテクニックなので、
ぜひ、お試しください。
冬でも、コースレッスンは開催してります。
冬のコースでのスコアUP術をぜひ学んではいかがでしょうか?