【東京都港区】谷将貴が主催するゴルフスクール-TANI MASAKI GOLF ACADEMY-「飛んで曲がらない」シンプルスイング理論

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優しく打てる。フワッとロブショットの打ち方 5つの手順

 
  2023/10/01
 
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バンカー越えのアプローチ

上級者は、フワッとボールを上げ、グリーン面にポトリと落ちピタッと止まる。

その瞬間、周りの方から『オーッ』と歓声が。

正直、カッコイイ。

そして、挑戦はしてみるもののトップやダフリなどが多発しなかなか打てない。

この打ち方、現実的じゃないなと段々と封印していく。

でも・・・・心の中は正直打ちたいと思ってるんじゃないですか?

 

そんな方に、シンプルで簡単に打てるロブショットの打ち方をご紹介していきたいと思います。

春になって芝生が伸びてくるころには、使いたいアプローチテクニックです。

 

ロブショットとは

ふわりと高く上がり、落ちてからポトリすぐに止まるアプローチショットの球種。

キャリーとランの比率が、

キャリーが 9

ランが 1

 

ロブショットの弾道

 

 

ロブショットはどんな場面で使うの?

・基本的には、グリーンエッジからピンの位置が近いロケーションなどボールをキャリーからすぐに止めたい場面。

グリーン(エッジからピン)

・グリーン手前に障害(バンカー、池)などがあり、その存在を消す為に安全にグリーン中央までキャリーで持っていきたい場合。
ピッチエンドランの場合、グリーンエッジに落とさないといけない為、点前の障害物が効いてきてしまいます。

バンカー越えのロケーション

ロブショットの打ち方 5つのポイント

今回、ご紹介するロブショットの打ち方は誰でも打てるようなロブショットです。

その為の、5つのポイントをご紹介したいと思います。

大事なポイントは、

・ロブショットが打ちやすい状況判断

・ロブショットを打つためのセッティング方法

・ロブショットのスイング

 

ポイント① ロブショットが打てる場所選び

ロブショットを打つには、打てる場所が限られます。

ロブショットの当たり方は、ボールの下をくぐらせるようなクラブの軌道になっていきます。

ロブショットのクラブの入り方②

とうことは、ボールの下に空間があり浮いているようなライに限られます。

闇雲にどこでも打とうという発想ではすでに失敗しています。

【ロブショットに適したライ】

芝の長さや芝の密集度があり、指1本分ボールの下をくぐらせられるようなライ

ロブショットに向いているライ

【ロブショットには適さないライ】

芝の長さが短いことやペタッと芝が倒れている状態で、下の地面が見えているライ。

ロブショットに向かないライ

ボールの位置に着いたらまずはライのチェックをしましょう。

 

ポイント② 高く上げる為のフェース面を覚える。

ボールの打ち出し角が高く上がるのが、ロブショットのポイントです。

ボールの打ち出し角が高く上がる為の要素、1つ目はフェースを開いてロフト面を上に向かせて高く上がるようにする。

 

ですから、使用するクラブは一番ロフト角があるサンドウェッジ。

今では、56°や58°表記になっているウェッジも多いと思います。

そのウェッジで通常より更にボールを上げたいのでフェースを向きを変えます。

【通常時】

ウェッジ スクエアフェース ウェッジ スクエアフェース(正面

【ロブショット時のフェースの向き】

ウェッジ オープンフェース(真上) ウェッジ オープンフェース(正面)

この状態のことを、フェースを開く。と言います。

開くことによって、通常時より更にフェース面のロフト角を上へと向けることが出来ます。

 

フェースを開く際のポイント

①普段のアドレスを取る。

通常のウェッジ アドレス

②ベルトの位置まで前傾を起こしていく。
その際、クラブフェースのリーディングエッジは時計の12時を指している。

ロブショットのフェースの開き方(スクエア)

③ ②の状態から、グリップを緩め自分から見て1時までリーディングエッジが向くまで回してその位置で握る。

ロブショットのフェースの開き方(フェースオープン)

④そのまま降ろしてアドレスを取り完成

 

ポイント③ 高く上げる為のボール位置

ボールの位置もロブショットの打ち方に於いては重要なポイントです。

ボールの打ち出し角を上げる為の要素、2つ目がスイング軌道の最下点部分で打つ。

ロブショットのクラブの入り方① ロブショットのクラブの入り方③

ロブショットはボールを上げたいので、スイング軌道の最下点のポジションにボール位置に置きます。

ということは、ボールポジションは左足側になってきます。

目安としては、左足のかかと線上の内側です。

 

 

ポイント④ オープンスタンスにする。

フォロースルーでフェースの返りを防止すること。

そして、フェースを開くとフェース面が少し右を向くのでスタンスを左に向け差し引きゼロにします。

スクエアなポジションよりボール1個分オープンスタンスにしましょう。

ロブショットのアドレスの流れ

①高く上げたいので、フェースを開いて握る。

ロブショットのフェースの開き方(フェースオープン)

②高く上げる為、ボール位置を左に置きオープンスタンスに構える。

ロブショットのスタンス 

 

ポイント⑤ スイングは大きくゆったり

ロブショットのようなフワッと高いボールのイメージでボールを投げてみたらどんな腕の動きになるでしょうか?

 

腕の動きはゆったり。

そして、大きく腕を動かしてませんか?

 

ロブショットのクラブヘッドの動きも同様で大きくゆったり振るスイングリズムが正解です。

 

スイングスピードが速ければ、球は強くなってしまいます。ボールを抜くような打ち方が出来れば別ですが、

今回は簡単に打てるロブショットですから難しいことはしません。

 

ノーコックでゆったりクラブヘッドを動かしますから距離は飛ばなくなりますから、その分大きいスイングを心がけゆったり大きく振りましょう。

 

ロブショットを打とうとした際にミスする方の注意点

ボールが上がるフェースの向き。ボールが上がるボールの位置。などを行っていますから自然とボールが上がやすいセッティングは出来ています。

ロブショット自体、スイング軌道の最下点でボールを捉えていくショットなので元々ダフリやトップと紙一重の打ち方です。

 

ですから過度に自分の体ででボールを上げようという意識が強いと、

・インパクト時に右足に重心が残ってしまい更にアッパースイングになりやすくダフリやトップが出やすくなる。

 

・上半身が傾いてしまい更にアッパースイングとなりダフリやトップが出やすくなる。

 

 

ロブショットの練習方法

練習場では、1センチくらいティーアップをし、クラブが下をくぐれるような設定で練習をしてみて下さい。

ロブショット練習 ティーアップ

ロブショットは、距離感を合わせるのも非常に難しいショットです。
ですから、このくらいの振り幅とスイングスピードでこういう球がでるんだぁと遊び心をもって練習してみてください。

 

バンカー越えのアプローチをツアープロコーチ谷 将貴が動画で説明します。

 

まとめ

いかがでしたか?

ロブショットでも今回は、シンプルで簡単に打てる打ち方をご紹介しました。

ロブショットを打ちたいなぁと思ったら、

まずは、ロブショットが打てる場所か?確認をする。

そして、ロブショットが打てる為のセッティングをする。

最後に、勇気を振り絞って大きくゆったりのスイングを心がける。

練習場でも、練習することは可能です。

意外とロブショットを使う場面は、ピンチで一発勝負っていう場面です。

距離間なども非常に難しいショットですから練習場で感じを掴んでコースで実践していただければと思います。

 

 

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