初心者の方に多いミス【ゴルフ ヘッドアップ】の原因と改善方法
![谷 アイアンショット シャフトのキックポイント](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/175542e442b50d75f5dc46faf138cdaa-e1533819810170.jpg)
初心者の方がミスすると必ず聞くワードが、
『ヘッドアップしてるよ!』
誰もが言われたことがあるのではないでしょうか?
ただ、ヘッドアップって何?と思われている方は多いと思います。
特に、初心者の方はまだミート率が悪いのでミスをするとなんでもヘッドアップで片付けられて
いることが多いです。
そして、ボールを見ていないからだよ。と次に言われているハズです。
ボールはボヤッと見るだけでいいんです。
テニスなんて当たるまでラケットの面を見続けます??
あんなに早いボールなのに・・・ 相手のコートに視線いってません?
もっと人間の感覚信じましょう。
問題は違うところにあります。
今回は、ヘッドアップとは? 原因と改善方法をご紹介します。
ミスショットの改善の手助けになればと思います。
ヘッドアップとは
ヘッドアップとは、
アドレス時の構えのポジションより
ヘッド = 頭
アップ = 上がる
アドレス時より体が上に伸びあがりボールとの距離が変わってしまうことでミスショットが出ます。
ヘッドアップが引き起こすミス
体が伸びあがりボールとの距離が上に離れていきます。
その為、ボールの上を叩いてしまう。
大半のミスは”トップボール”が多く出やすくなってしまいます。
ヘッドアップの原因
ゴルフは体をコマのようにスピードを上げることに
よってクラブスピードを上げ飛距離を出しています。
その際の、下半身の蹴りかたが悪くなってくるとヘッドアップを引き起こしていきます。
ずばり ヘッドアップの原因は、
前傾を保てていない。
ここに尽きます。
【アドレス】
![アドレスの前傾](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/339a1001cf0543a52fffd006999bcbe4.jpg)
【前傾を保てたインパクト】
アドレス時の前傾がほぼ変わらない状態でインパクトするのが理想です。
![前傾の保てたインパクト](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/b49224169dbe02083a6dd9f8eb8f2cb7.jpg)
【ヘッドアップ時のインパクト】
腰が前に出て前傾が保てていません。
その分、上に逃げてしまい頭の高さが変わってしまっています。
![ヘッドアップ時のインパクト](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/55b9a2e16c28e4dce28d94ef1a9969f4.jpg)
ヘッドアップをなくす改善方法
ヘッドアップで体が伸び上がっても、上手く手を伸ばしてアジャストしていけば芯にあてることも
可能です。
但し、そこには膨大な球数を打ち当てる技術が必要になることでしょう。
でしたら、初心者の方は遠回りをせず当たるスイングを身に付けてください。
その改善方法をお伝えします。
改善方法が分かってもやらなければ効果がありません。
ぜひ、実践してみてください。
ヘッドアップを改善するポイント
ヘッドアップを改善するポイントは前傾が変わってしまうことです。
早く振ろうとして、体がブレてしまうことが原因ということを言う方もいらっしゃいますが、
タイガーウッズのヘッドスピードはアマチュアの方ではなかなか出ないスピードだと思います。
でも、ヘッドアップはしませんよね?
やはり飛ばすことが醍醐味のゴルフですから楽しみながら直しましょう。
問題はスピードではなく、振り方です。
振り下ろす際の下半身の蹴り方がポイントです。
【前傾の取れる下半身の送り方】
ダウンスイング以降、
左足はかかとに重心を乗せながら腰を回していきます。
右足は左足かかと方向へヒザの裏に絞るようなイメージで右ひざを送ります。
![前傾の出来るインパクト 下半身の動き](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/27549166f9e2938ba1a11e85b49d1956.jpg)
【前傾が変わってしまう下半身の送り方】
ダウンスイン以降、全体がつま先重心になっていきます。
右ひざの蹴りが強くボール側に蹴ってしまい前に出てしまいます。
そして、左足もつま先重心となり腰が前に出てしまいます。
結果、前傾が保てなくなるので上に逃げてしまいヘッドアップに繋がります。
![前傾をキープできていないインパクト 動き](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/a016194f89f1127ffefbb086edc08bbe.jpg)
自宅で出来る練習方法
【イスを使った素振り】
前傾をキープした体勢を体感しながら素振りをする練習方法です。
クラブが振れればベストですが、自宅なのでクラブなしでも結構です。
①アドレス時のおしりにイスが当たるようにします。
![ヘッドアップをなくす。ボディードリル①](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/IMG_1571.jpg)
②トップでは右のおしりがイスに触れています。
![ヘッドアップをなくす。ボディードリル②](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/IMG_1572.jpg)
③フィニッシュでも左おしりがイスに触れたままの体勢で終わりにします。
![ヘッドアップをなくす。ボディードリル③](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/IMG_1573.jpg)
前傾が変わらないスイングを体感することが出来ます。
また、頭を壁に付けブレがないように確かめることも効果的です。
![頭のブレをなくす。 ボディードリル](https://tmga.tokyo/wp-content/uploads/IMG_1570.jpg)
まとめ
初心者の方に多いゴルフのヘッドアップ。
なんでもミスするとヘッドアップと言われます。
このヘッドアップは体のブレによって引き起こされます。
ぜひ、ご紹介した練習方法を試して頂きミスショットの確率を減らして
スコアアップへと近づけていただければと思います。