【東京都港区】谷将貴が主催するゴルフスクール-TANI MASAKI GOLF ACADEMY-「飛んで曲がらない」シンプルスイング理論

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ドライバーだけがスライスする原因と直し方【解説動画つき】

 
  2023/10/01
 
谷 将貴 フィニッシュ画像
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東京港区ゴルフスクール

谷 将貴ゴルフアカデミー インストラクター池野谷です。

 

ゴルフの醍醐味といえばドライバーショット

なんと言っても、気持ちよく遠くに飛ぶことではないでしょうか??

 

しかし、一番飛ぶクラブのドライバーがスライスばかりで、
・OBが多くスコアを崩す原因になっている。

・ボールがまったく飛ばない。

という方は非常に多いです。

 

野球からゴルフに転向した私も、ゴルフを始めた当初は隣のホールにいくほどのスライサーでした。

 

練習を重ねるとアイアンはストレートになっていきましたが、ドライバーはなぜか?スライスが多発しました。

 

超がつくほどの山岳ゴルフ場でゴルフを覚えたので、急な打ち下ろしホールはもう恐怖だったのを今でも覚えています

 

なにしろ打ち下ろしホールは滞空時間が長くなるので、となりのホールまでスライスで曲る、、、

 

そして、スライスはスピン量が多いので、風が向かい風の時はボールが吹き上がりドライバーでも200ヤードしか飛ばない・・・

 

始めた当初はスライスに悩まされました。

 

ゴルファーの約80%の方がスライスでゴルフが始まり、多くの方がドライバーのスライスが直らず悩んでいることでしょう。

 

そんなスライス人生を歩んできた私の、ドライバーのスライスの原因と直し方を説明していきます。

 

スライスってなんで起こるの??

クラブを振っているスイング軌道に対してフェース面が右を向いている状態でこすりながらボールに当たります。

 

当然、ボールの回転が真っ直ぐではなく右に傾いたボールの回転になります。

ドライバー スライス 直し方

水色の線・・・・スイング軌道(軌道は楕円になっていますが分かりやすく真っ直ぐの線にしています。)
赤の線・・・・・フェースの向き

 

ドライバーがスライスしやすい2つの要素

アイアンは曲がらないのにドライバーだけがスライスする。

 

ドライバーには、スライスしやすい2つの要素があります。

 

それは、
”ドライバーとアイアンの機能的な問題”

”クラブの長さによる振り遅れ”

 

① ドライバーとアイアンの機能的な問題でスライスが出る。

例えば、7アイアンのバックスピン量は、おおよそ5000回転から6000回転

ドライバーのバックスピン量は、おおよそ2000回転から3000回転

と、大きくバックスピンの量が変わります。

 

バックスピン = 縦方向の回転

スピン量の多いサンドウェッジなどのクラブは縦方向の回転が多い為、曲がりづらい。

スピン量の少ないドライバーは左右の回転が入りやすくなり曲がりやすい。

 

これが、機能性の問題でドライバーがスライスしやすい原因の一つです。

 

② クラブが長さによって振り遅れスライスが起こる。

アイアンはあまり曲らない。だけどドライバーはスライスする。

 

そんな症状でお悩みの方は、振り遅れによるスライスがほとんどです。

 

振り遅れとは、インパクト時に上体がアドレスのポジションに戻ってきても、クラブヘッドが戻りきっていない状態です。

 

こうなると、フェース面が開いてスライスになります。

 

ドライバー 振り遅れ スライス

実際のインパクト時のポジションは重心が左に乗る為、グリップのポジションは少しズレます。

 

しかし、振り遅れてスライスしている方のインパクトのイメージはアドレスのポジションをイメージするとフェース面がスクエアになると思います。

 

正面でとらえられればスクエアに当たりスライスしない

それではなぜ??ドライバーの方が振り遅れやすいのか?

 

フルショットであれば、スイング中の体の回転・腕の動きなど7アイアンとドライバーはさほど変わりません。

 

ただ、クラブの長さに違いがあります。

 

7アイアンのスイングの円弧と、ドライバーのスイングの円弧とどちらが大きいでしょうか?

当然、ドライバーですね。

 

体の動きがほとんど一緒であれば、ヘッドの動く量の多いドライバーはインパクト時に上体がアドレスのポジションに戻ってきても、
遅れやすい。= フェース面が右を向く。 ⇒ スライスが起きる。

 

この次の項目では振り遅れによるスライスが出やすい方の意識とスイングの原因をご説明します。

 

ドライバーでスライスが出る原因

下記の項目では、アイアンは曲がらないのにドライバーはスライスがでてしまうという方の原因を3点挙げていきます。

 

原因① 飛ばそうという意識が強く体の回転ばかり速くなっている。

ドライバーは正直、遠くに飛ばしたいですよね。

 

遠くに飛ばすには、
・体の体重を乗せる。回転スピードを上げる。

・クラブのスピードを上げる。

双方が組み合わさると、飛距離が出ます。

 

飛ばそうという意識が、
体の回転ばかりが速くなってしまうと、クラブが振り遅れてきてしまいます。

 

飛ばそう!と思っても体の動きとクラブの動きをシンクロさせる意識が必要です。

 

原因② トップオブスイングのズレ

なぜ、ドライバーだとスライスが出やすいのか?

体の動き方はフルショットであればほとんど同じ。

しかし、クラブヘッドの動く運動量に違いがある。

その分、振り遅れやすい。

結果、フェース面が右を向きスライスが起こる。

ということは、体の動きとクラブの動く量の比率がポイントになってきます。

 

振り遅れてスライスになりやすい方のテークバック・トップオブスイングは、
・上体の捻転が浅い。

・でも、クラブ・腕は大きく上がっている。

オーバースイングのトップポジション

 

上体の捻転が浅い=ダウンスイング時にすぐに上体がアドレスのポジションに戻ってきてしまう。

 

しかし、クラブ・腕の動きが多い=ヘッドはインパクトのポジションに戻ってこない。

 

そうなると、振り遅れてスライス。

 

もしくは、手でリリースしてフェース面をスクエアにするなど間に合わせる手打ちの要素を入れる必要があります。

 

同様に、トップ時にちょうど良い捻転をしていてもオーバースイングの方は、クラブの動きの方が大きいとも言えます。

 

理想なテークバック・トップオブスイングのポジションは、
・上体がしっかり捻転できている。

・腕・クラブの動きが最小限でコンパクトなトップになっている。

上体がしっかり捻転できている。=アドレスのポジションまで戻る時間がある。

 

腕・クラブの動きが最小限=インパクトにヘッドが戻りやすい。

 

この振り遅れない為のトップオブスイング作りが非常に大切です。

 

 

原因③ ダウンスイング時に体の回転が早く、クラブヘッドが間に合ってこない。

良いトップオブスイングの形が出来ても、
ダウンスイング時に体ばかりを早く回転させてしまうと体の動きとクラブの動きにズレが出てきます。

ドライバー スライスの直し方と直す手順。

 

そうなると、やはり振り遅れてフェース面が開き、ドライバーがスライスという結果になります。

 

長いクラブでのドライバーはヘッドが戻ってくるまで、上体の開きを抑えヘッドの戻りを待ってあげることが重要です。

 

上体の動きに対して、クラブが遅れている。

手でリリースしてヘッドを間に合わせようとする。

結果、アイアンでアーリーリリースでハンドレイトになることや開いているフェース面をねじって閉じようとする手打ちのクセがつくことは避けたいです。

 

 

振り遅れによるスライスを動画で解説

 

 

ドライバーで振り遅れによるスライスの直し方

アイアンは真っ直ぐのボールが出るのに、ドライバーではスライスが出るという方は振り遅れが原因でスライスになっていることが大半です。

 

上体の動きとクラブの動きにズレがあり振り遅れてスライスがでていると考えられますので、振り遅れによるドライバーのスライスの直し方をご紹介したいと思います。

 

トップオブスイングのズレをなくす練習

まず、トップオブスイングで体の動きとクラブの運動量の比率が合っていない方は、すでに振り遅れやすい状態だと思ってください。

 

その為には、同調感のあるトップオブスイングを身に付ける必要があります。

 

意識としては、グリップと胸の距離をあまり変えずに捻転していくことです。

 

その為の練習方法は、ボールを使った練習がオススメです。

ゴルフ ボールを身に付けた練習方法

               ※ 写真で使用している練習ボールは分かりやすいようピンク色のボールを使用しています。

振り遅れスライスをなくす為のボール練習

このボールを挟んだ打撃練習をすることにより、

・ボールを挟むことにより、手元が正面にある上体を意識しやすくなる。

・体幹を使って捻転だけで、テークバックを行うことが身につく。 = 捻転しっかり、コンパクトトップという理想的なトップポジションが作れる。

・腕の動きが抑制され手上げにならない。

ダウンスイングの上体の開きを抑える練習

長いクラブのドライバーは、振り遅れてスライスになりやすいクラブです。

 

その為に、ダウンスイング時に上体の開きをヘッドが戻ってくるまで待ってあげる必要があります。

 

練習方法としては、”目線”を上手く利用する。

 

頭と胴体は繋がっていますので、ダウンスイング時に目線を早く目標に向ければ上体は開きやすくなります。

 

ですから、目線を逆に残して上体の開きを遅くします。

 

【手順】

①アドレスをしたら、目印のボールをもう一つ右足の外側に置きます。

上体の開きを抑える練習

②上体はしっかりと捻転し、クラブ腕の動きはコンパクトで同調感のあるトップを作る。

同調感のあるトップ

③インパクトまではボールを見ていますが、ボールに当たった後はボールを追いかけず、目印のボールを見れるようにします。

振り遅れスライスを直す。目線残し練習。

④フィニッシュは肩口で止める。

 上体の開きを抑え、上体の肩のラインが目標方向より右を向く意識のインパクト・フォローで良いです。

 

⑤出てほしい練習結果

 インパクト時に上体の肩のラインが右を向いていると、インサイドアウト軌道になりやすく打ち出しは右へ行って正解です。

 インパクト時にヘッドが戻ってくる。そして上体を止めて置くと支点が出来るため、手首・肘・クラブがナチュラルにローテーションが入りフェースが閉じフック回転のボールが出ます。

 結果ボールは、右へと打ち出されフック回転で左へと戻ってくるドローボールでれば正解です。

 

 

動画で練習方法を説明

 

 

まとめ

遠くに飛ばすのが醍醐味のゴルフ

 

そしてドライバーショット。

 

ドライバーショットがスライスばかりで多くの方は悩んでいることでしょう。

 

まずは、ドライバーと他のクラブとの特性の違い。

 

そして、体の動きとクラブの動きがリンクしてくると、魔のスライスが出なくなってくるでしょう。

 

ぜひ、気持ちの良いドライバーショットを打ってスコアUPはもちろんゴルフライフを楽しんでいただければと思います。

 

 

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